観音クリエイションさんのブログの「2016年に買ってよかったもの94選」を見ていたら「人感センサー付き電球」というものの存在を知り、検討し、導入してみました。
以下、観音クリエイションさんのブログのリンクを張っておきます。観音クリエイションさんの買ってよかったものは凄く参考になるのでオススメです。
人感センサー付き電球の性能
以下、人感センサー付き電球の性能を書いていきます。
- 設置直下の人の動きを感知して自動的に電球をONにし、人がいなくなったらOFFにしてくれる。なお、主電源は常にONにしておく必要があります。
- センサーは継続的に作動するため消灯は最後に動きを感知したタイミングから所定時間後となります。
- センサー消灯の時間は電球個体に設定されていて変更することはできません。後述しますが40秒~3分のものがあることを確認しました。
人感センサー付き電球を導入する目的
以下、人感センサー付き電球を導入する目的を書いていきます。
- 付けっぱなし回避による電気料金の節約
- 付けっぱなしにして帰宅したときの「負けた感」の排除
- スイッチの「ON/OFF」の切り替え作業の煩雑さの解消
店舗調査
某家電量販店に行くと、パナソニックとアイリスオーヤマとドウシシャの製品があり、それぞれのスペックをまとめてみました。
点灯時間はなんとなく2~3分くらいがいいのかな?と思っていたのと、その条件で最安値ということでドウシシャの製品を店舗で購入しました。
左からドウシシャ/アイリスオーヤマ/パナソニックとなっています。
購入後、トイレに取り付けましたが40Wでなく、30Wの方がいいと思いました。以前の電球よりも明るくなって逆に落ち着かない感じになっています。なのでワット数だけの条件なら30Wの方がいいと思います。
観音クリエイションさん曰く、パナソニックは消灯までの時間が早いのと消灯の仕方に高級感があるとのことです。消灯の仕方に高級感があるとは割と意味が分かりませんが、購入してお確かめください。
購入時の注意点
購入時の注意点を以下に書いていきます。
- 家のソケットは「E17」なのか、「E26」なのかを確認する必要があります。天井などは大抵「E26」だと思いますが、確認しておくべきでしょう。
- 「電球色」と「昼白色」どちらにするか。黄色っぽい「電球色」と白っぽい「昼白色」の2種類があるので購入時に確認してください。私は落ち着き感を求めて「電球色」にしました。
- ネットと実店舗の価格調査。私の購入した製品は「(ネット+送料)と実店舗の価格差」が100円程度なので実店舗で購入しました。300円以上の差があるならネットで買った方がいいと個人的に思います。
目的の確認
下記(再登場)の目的に対して実際はどうなのか確認してみました。
- 付けっぱなし回避による電気料金の節約
- 付けっぱなしにして帰宅したときの「負けた感」の排除
- スイッチの「ON/OFF」の切り替え作業の煩雑さの解消
付けっぱなし回避による電気料金の節約
結論から言えば人感センサー付き電球を導入しても大して節約はできません。
電気屋の人に教えてもらったのですが電気料金は以下の式により算出されるようです。
電気料金=0.027(東京電力が定める係数)×ワット数×使用時間(単位は時間)
仮に7Wの電球を毎日1時間(=365日)、消し忘れて付けっぱなしにすると、
電気料金=0.027×7(W)×365≒70円。
毎日付けっぱなしにするという非現実的な設定でさえたったの年間70円の浪費にしかなりません。そのため電球を変えても節約はできないという図式です。
ちなみに人感センサー付き電球の待機電力料金は2~3円/月程度だそうです。なので現実的には待機電力と付けっぱなし電力が相殺する感じになると思います。
付けっぱなしにして帰宅したときの「負けた感」の排除
完全に感じなくなりました。いい感じです。
スイッチの「ON/OFF」の切り替え作業の煩雑さの解消
地味に便利です。いい感じです。こういう思考・意志の消耗は解消していきたいです。
まとめ
総合的に気に入ってます。「しなければいけないこと」から「しなくてもいいこと」に転換できた効果を地味に感じています。
- とにかくめんどくさがりの人
- 自動化が好きな人
- 生活の質を上げたい人
は買っておいて損はないと思います。